今日は、３年生の希望こんだて最終日、３年３組編でした。
　メニューは、なんと「揚げパン」！！！　それに、ポークチャップ、バンサンスー、コンソメスープ、いちごクレープ、牛乳。実は、本校在籍中の子ども達が揚げパンを食べるのは、多分、今回が最初で最後です。

　というのも、給食のパンを扱っているメーカーさんが、冷凍食パンや冷凍コッペパンの販売を取りやめることになったのです。食パンについては、他のメーカーさんで取り扱っているのでそれを使うことになりますが、コッペパンについては取り扱いがないそうなので、今後給食にはコッペパンが出てこない可能性が高いのです。残念・・・。

　加えて揚げパンを作る製造過程は、とても多くの労力がかかります。１本ずつ個包装されているコッペパンを、１本１本袋から取り出した後、油で揚げて、その１本ずつに砂糖をまぶしていくという作業が必要だからです。
　そのため、これまで給食で揚げパンを出すことはなかったのですが、今回は上記のように、今後はコッペパンが出せないだろうことを見越し、さらに３年３組の皆さんからの強い希望を受けて、特別に揚げパンをメニューに組み入れました。

　生徒の皆さんからも教職員の皆さんからも大変好評で、美味しいと喜んでもらえたので、気合を入れて作った調理場スタッフも作った甲斐がありました。
　卒業生の皆さんが、そして、１・２年生の皆さんが、いつか思い出の給食の味として「揚げパン」のことを思い出してくれたら嬉しいです。