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自分で考える避難訓練

 今日は、事前告知なしの避難訓練を行いました。
 学校では従来、「何月何日、何時間目に、地震を想定した避難訓練をしますよ」などという予告をしたうえで、先生が避難誘導をする形での避難訓練をしてきました。

 しかし、災害は本来、いつくるか予測することは難しいものです。決められた形での訓練だけでは、突然やってきた災害から自分の命を守ることはできません。
 先生や親などの大人が近くにいない時もあれば、友達さえいないたった一人の時に災害が襲ってくることだってあります。
 大事なのは、非常時であっても、自分で判断し自分で行動すること、そして、大切な自分の命、周りにいる人の命を守れることです。

 そのために本校では、数年前から形通りの避難訓練ではなく「自分で考える避難訓練」をしています。

 今日は、今年度2回目の避難訓練でしたので、昼休みに突然地震が来たことを想定して訓練を行いました。まったく告知をしていない中での突然の訓練、生徒の皆さんも先生たちもどう動いていいのか迷いながらも、なんとか避難できました。

 上手くいかないところもいろいろ見えたので、その部分を検証しながら、突然の災害に備えたいと思います。

 訓練後、安全担当の丸谷より避難訓練のおたよりが配付されました。内容は、第1回目の避難訓練の際に、生徒の皆さんが書いた「地震のとき予想される危険」をまとめたものです。地震が来ると、どんなことが起きるのかを考えてみると、それにどう対応すればいいかがみえてきて、そのことがすなわち「備え」となってきますね。

 地震では「物が落ちてくる・倒れてくる・移動してくる」ことを、昨年度、動画で紹介しました。おたよりで紹介されているみんなの考えを参考にして、「今ここで災害が起こったら・・・」を考える習慣をつけていきましょう。

 

みんなにも読んでほしいですか?

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